シビレというのは神経症状であり、何かしらの要因で神経に圧迫や損傷が起こっている際に起こります。
それぞれの神経には支配している領域が決まっているため、シビレの出ている領域によって
どこの神経に影響を受けているのか判断できます。
腕に通っている神経は、首から始まり肩(脇の下)を通り腕、指先までいきます。
重度な神経症状になると、麻痺が起こり物を握ったり、細かい作業ができなくなったりと日常生活にも支障をきたします。
また、麻痺を起こした神経によっては手の変形も起こってしまいます。
①橈骨神経麻痺・・・ 下垂手
②正中神経麻痺・・・ 猿手
③尺骨神経麻痺・・・ 鷲手
上記の症状で記載したように、シビレの起きている場所によって神経の出ている所が特定できます。
このように、基本的に腕に行く神経は首から出発しているので、酷い肩こりや首こりはシビレの要因にもなります。
しかし、それらの神経は各々の領域に辿り着くまでに、脇の下や上腕、肘、前腕、手首など、色々な部位を通過しなくてはなりません。
肘では肘部管症候群という疾患によって、手がシビレるといった症状もあります。
要因は首だけでなく、領域に辿り着くまでの通り道の過程で「どこで神経を妨げているのか」「どのような要因が神経を妨げているのか」が重要と考えております。
①手技
首から腕にかけて徒手療法を行い、神経を妨げている要因にアプローチします。
また、身体の歪みなども首にストレスがかかり、間接的な要因となるので身体の歪みを整える目的で全身的に行います。
②鍼治療
鍼を刺すことで、血流を促進させ筋肉を和らげる効果があります。
更に、シビレの出ている領域を支配している神経に沿って刺した鍼にパルス(電気)を流すことで、神経伝達を促しシビレの改善を期待できます。
③トレーニング
身体の歪みがあると、偏った筋肉の使い方になり治りが悪かったり、再発の可能性も高くなるので、全身の筋バランスを整える目的でトレーニングを行います。
症状が治まった後も、定期的にバランスを整えることで良い状態が身体に馴染み、再発しない身体造りを目標にトレーニングを行います。
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